こんにちは、今日は「無人航空機の登録義務化(リモートID)」についてお話ししたいと思います。
今、あなたが100g以上のドローンを所有しているのでしたら、今回は非常に大切なお話しになりますので最後まで読んでください。
最新情報 2022年6月1日 リモートIDドローン対応モデルが発表されました。
「知らなかった」という言い訳が通用しませんし、50万円以下の罰金か1年以下の懲役が科される可能性があるからです。
冒頭から驚かせてしまってすいません(笑)
ちゃんと登録をすればまったく怖くないので大丈夫ですよ。
「無人航空機の登録義務化」とは100g以上のドローンを所有している方全ての方が登録しなくてはなりません。
リモートIDとは車のナンバープレートのようなものと思ってください。
これは、ドローンを飛ばす人が増えて、事故や無許可で飛行させる人が多くなった為に登録が「義務化」されました。
申請方法はオンラインか書類提出にて行うことができます。申請後納付番号が発行されますので申請に係る手数料の納付を行うことで無人航空機の登記記号が発行されます。
発行された登記記号を機体に貼ることで飛行ができるようになります。
ちょっと待って!国土交通省のHPを見ていて、すごく疑問になったのですが、
リモートIDとは、飛んでいるドローンから1秒間に1回、機体の持ち主のリモートID番号が発信される仕組みになっていて、
それを地上で傍受することによって誰のドローンなのか分かるというものなのですが、
そもそも、自分が持っているドローンにそんな発信装置は付いているの?と、思ったんですね。
そして、いろいろと調べていくと僕が所有している「Mavic2proはリモートIDが内蔵されている」という事が分かりました。
以下、「DJI製リモート確認方法」をご覧になってください。
では、自分のドローンにリモートIDの発信装置が付いていない場合はどうするのか?
とりあえずは2022年6月19日までに登録をすることによって、現在所有しているドローンに対しては救済処置として3年間リモートIDは免除になりますので登録をします。
では、3年後以降はどうなるかと言うと、ドローンに「リモートIDの発信装置」を付けなくてはならなくなると思います。
今日現在、この「リモートIDの発信装置」はすごく大きくて自重が100g位あったりします。
探せばもっと小型のものがあるとは思いますが、仮に100gのドローンに100gの発信装置を付けるとなると飛行が困難ですし、
そもそも装着は可能なのか?とか、機体面積の10%以上の装着は改造ドローンとして別に届け出が必要ですし、たいへん面倒でややこしい事になってしまうのです(笑)
3年間の猶予があるので、その間に「小型の発信機を購入するのか?」あるいは「発信機内蔵のドローンを購入するのか?」
はたまた「ドローンを飛ばすことを諦めるのか?」の判断をしないとなりません。
個人的には、ドローンをこれからも続けて飛ばしたいという方は発信機内蔵のドローンを購入された方が良いかと思います。
(おそらくDJI社のものは発信機が内蔵されていると思いますので確認してから購入することをオススメします)
理由としては、発信機を付けると自重が重くなりドローンのパフォーマンスが悪くなる。さらに、発信機の落下の危険性もあるからです。
フライトの度に発信機を付けるとなるとそれもまた面倒です。
「無人航空機の登録義務化(リモートID)」についてはDIPSと連動するなどの噂がありますので、引き続きチェックをしていきたいと思います。
最新情報 2022年6月1日 リモートIDドローン対応モデルが発表されました。
以下、まとめてみました。
登録義務が発生するドローン
自重100g以上のドローン(複数台所有の場合は全て)
登録受付はいつから?
事前登録受付
2021年12月20日開始
登録義務化
2022年6月20日開始
ドローン登録システム
https://www.dips-reg.mlit.go.jp/drs/top/init
登録の費用について
登録の仕方(マイナンバーカートを使うなど)によって、若干値段は違いますが、900円~2,400円です。
登録せずに飛行させた場合の罰則
50万円以下の罰金か1年以下の懲役が科される見込み。
登録するとこんないい事が
2022年6月19日までに登録をすることによって、現在所有しているドローンに対しては救済処置として3年間リモートIDは免除になります。
リモート発信機が付いていないドローンはどうしたら良いか?
事前登録期間中(2021年12月20日から2022年6月19日までの間)に登録申請を完了した場合はリモートID機器の搭載は必須ではありません。
DJI製ドローンのリモートID確認方法
送信機とドローンをリンクさせてください。
DJI GO4アプリを立ち上げます。
右上の黒マルの点が3つ並んでいるのをタップ。
左上の機体のアイコンをタップ。
表示された項目の中に「Remote identiflcation」と書かれていればリモートIDに対応しています。右側の→をクリックして詳細を確認してください。
そこに表示された2つの項目を右側にスライドさせるとリモート設定が完了します。
詳細は国土交通省のHPでご確認をお願いします。楽しいドローンライフを!
https://www.mlit.go.jp/koku/drone/
最新情報 2022年6月1日 リモートIDドローン対応モデルが発表されました。
それでは、今日はこの辺で失礼いたします。