
こんにちは、今日は「ドローン飛行中の電波障害」についてお話ししたいと思います。
飛行中のドローンは送信機とドローンが常に電波で繋がっているのですが、その電波が途絶えてしまうことがあります。
僕は過去に一度だけ自動フライト中に、送信機とドローン間の電波が切断されて肝を冷やした経験があります。

送信機とドローンとの電波が切断された時は、結論から先に言うと「何もせずに電波の回復をそのまま待つ」以外ありません。
というか、実際には何もすることができないというのが正直なところです。
それでは具体的に電波が切れた状況をお話しいたします。
その日は、8分位の自動フライトだったのですが、離陸後わずか1分後に電波が切れました。
送信機とドローンがそれほどの距離が離れていないにもかかわらず電波が切れたので、これは想定外でした。
実際にはプログラム通りにドローンは飛行をしているのですが、モニター上は映像がストップし、飛行ルート上のドローンの位置もまったく動かなくなりました。
約6分間位電波が切断された状態でしたが、離陸地点にドローンが近づいてきた時にようやく電波が復活し、モニターにカメラの景色が映りました。
この日のフライトでは「録画」をしていたのですが、後で確認したところ録画はきちんとされていました。
電波が切断された時のまとめ
自動フライトの場合
GPSをきちんと受信をしていればフライトプラン通りに飛行してくれるので電波の復活を待つ。
手動フライトの場合
電波が復活したら手動、あるいは「GO HOME」ボタンを押してドローンを帰還をさせる。
電波が切れてしまうとどうしても慌ててしまうのですが、ドローンはGPSさえしっかり受信していればホバリングをしてその場にとどまってくれますので、電波の復活を待ってください。
電波の復活に時間がかかりすぎますと、バッテリー残量がどんどん減っていき、バッテリーがなくなれば落下をしてしまいますので、可能な限り送信機とドローンを近づけるように行動をした方が良いと思います。

送信機とドローンの電波障害に特に気を付けるべき場所
・電波が多く飛び交っている場所(人口が多い都心部)
・高圧電線の近く
・電波塔の近く
それでは、今日はこの辺で失礼いたします。
もし気になることがありましたら「これってドローン撮影できますか?」とお気軽にお問い合わせいただけますとうれしいです!